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おしらせの最近のブログ記事

終了いたしました。

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本日3月21日をもちまして、
art channelの営業を終了とさせていただきました。
  
この日を最終日にしたのは、
3.2.1.0というカウントダウンの意味もありました。
終わりですが、はじまりです。
春分の日でもありますしね。
  
この数日間、本当にたくさんの人が訪ねてきてくれました。
久しぶりの方も、はじめての方も。ハジメマシテの方も。
狭い空間で十分に対応できなかったかもしれませんが
賑やかな楽しい毎日を過ごさせていただきました。
遠くからも気持ちを届けてくださってうれしかったです。
  
そして、15年と3ヶ月ちょっとの間、
いるときだけOPENというマイペースすぎるスタイルで
しかも、こんな快適な場所でお仕事をさせていただけたのも
お仕事をご依頼くださるみなさまや、
あたたかく応援してくださるみなさまのお陰です。
  
心より感謝申し上げます。
  
明日から引越しのための片付けに入らせていただきます。
この場所、この空間にも、感謝を伝えながら、
残りの10日間、楽しみながら過ごしたいと思います。
  
今後も、仕事内容も活動も、なーんにも変わりませんので
引き続きどうぞよろしくお願いいたします♪
  
お隣の画廊喫茶ジェイで開催中の「ちょうちょの森」は
3月31日までやってますので、どうぞ覗いてやってください。
    
大好きなこの空間で一緒に過ごしてくださって
ありがとうございました。
  
  

てづくりのミニ絵本をつくろうワークショップ-2018

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昨年好評いただいたミニ絵本づくりを今年も開催することになりました。
この時期、毎年恒例となってきた図書館でのワークショップです。
受付もスタートしていますのでお電話にてお申し込みください。
今年はどんなものがたりが生まれるでしょうか。
当日お会いできるのを楽しみにしています。
  
昨年の様子はこちら
  
お申し込みはこちら
熊本市立図書館 TEL 096-363-4522
   

ちょうちょの森

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3月になりました。
今年の冬は寒かっただけに、春が本当に待ち遠しかった。
家のまわりではウグイスも鳴いています。
こうやって必ず春がきてくれるから、厳しい冬も乗り越えられますね。
  
さて、今日は、お知らせです。
アトリエの最後の営業日を3月21日(春分の日)と決めました。
残りわずかですが、足を運んでおきたいという方は
どうぞお気軽に遊びにいらしてください♪
  
それから、今日から1ヶ月間、お隣の画廊喫茶ジェイにて
「ちょうちょの森」の原画を展示させていただくことになりました。
合わせてお楽しみいただければ幸いです。
喫茶店となっておりますのでワンオーダーよろしくお願いいたします。
  
「ちょうちょの森」
3月1日〜31日まで →4月14日まで延長になりました/日曜日休
画廊喫茶ジェイにて *ワンオーダーお願いします
10:00〜18:00(最終日は〜16:00)
  
  

「The dream ahead of...」

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益城町の子どもたちによる劇団「ましきっずプレイヤーず」の旗揚げ公演のフライヤーを担当しました。台本を読ませてもらうと、避難所で過ごす子どもたちが空想した船の上が舞台。そして、フライヤーに使用した作品のタイトルも「空想の船」。これはぴったりだ!と思い、すぐにイメージが固まりました。
   
2016年、熊本地震の震源地となった益城町。計り知れない恐怖や悲しみを味わったであろう子どもたちが、それぞれの体験を乗り越えながら、演じることの楽しさや難しさや新しい経験を積みつつ、この1年大きく成長してくれてると思います。当日、どんな演技をみせてくれるのか楽しみでもあり、そして、まっすぐに子どもたちに向き合ってきた講師陣にも心からの拍手を送りたいです。みなさまも、どうぞお出かけください。
   
日時/3月11日(日)開場14:00〜
場所/益城町文化会館にて
料金/一般500円/中学生以下無料(整理券が必要です)
   
ましきっずプレイヤーず
   

「ふるさと、奄美に帰る」

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今日は、とある活動のご紹介です。
   
熊本に「菊池恵楓園」があります。ここは、国立ハンセン病の療養所。この療養所内の「金陽会」は、当時、恵風園で暮らし、絵を描くことが好きな人たちが集まって1958年に発足された歴史ある絵画クラブ。しかしながら、高齢化によりメンバーの多くの方がこの世を去り吉山安彦さんただ一人となりました。現在は、吉山さんを中心に絵を習いたい人々が恵楓園以外からも集まり、絵画クラブとして今もなお活動は続いています。
   
実は、この「金陽会」には850点を超える絵画が残されています。ハンセン病に対する差別から、故郷に帰ることも、家族に会うことも、または身分を明かすことも出来なかった方々の生きた証となる作品群。一昨年から、これらの作品を調査し保存する活動がはじまりました。途中、熊本地震に見舞われましたが、幸い作品を保管していた建物も倒壊は免れ、作品たちもどうにか無事でした。
  
自宅から近いということもあり、また、素敵な作品に間近に触れられるという喜びもあり(だって素敵な作品がたくさん!)、作品調査と保存活動に、個人的に時々お手伝いに行っています。この活動の主軸となる人物、蔵座江美さんは、熊本市現代美術館で開催された「キオクの森から」の担当学芸員さんでもあります。そのような繋がりもあり、時間がある時に限るので頻繁には行けてないけれど、時々「菊池恵楓園」にお邪魔するようになったというわけです。
  
さて、長くなりましたが、やっと本題です。
  
850点以上もある作品群の中には、故郷に帰ることも出来ない方々が、故郷を想い描かれた作品もたくさん残されています。作品調査をはじめて間もない頃、「いつか作品だけでも里帰りさせてあげたいなあ」と言う蔵座さんがいました。私もいつかそんな日がやってきたら素敵だなあと思っていました。
  
そして、蔵座さんのコツコツと続けて来た活動が実を結び、今年の春、なんと「里帰り展」が実現することになったのです。今は亡き、大山清長さんの故郷である奄美大島にて作品展が開催されることが決まりました!
  
ただ、展覧会には相当な費用がかかります。作品を送るだけでも郵送費や梱包資材やその他いろいろ、たくさんの経費がかかります。全てボランティアでまかなっている活動に大きな予算はありません。そこで、作品展を成功させるために!と、応援してくださっているご縁のある方が「クラウドファンディング」を立ち上げてくださったそうです。残り10日と、すでに時間がない中でのご紹介となって申し訳ありませんが、もし、応援するよー!って方がいらっしゃいましたら、どうぞ、よろしくお願い致します。
  
ヒューマンライツふくおか(blogにて作品調査・保存活動の報告が見れます)
http://human-rights-fk.com/
   
クラウドファンディングのページ
https://camp-fire.jp/projects/view/52872

       
*「ふるさと、奄美に帰る」のチラシのデザインを担当させていただきました。