2020.9.2ー10.25 at:熊本市現代美術館
「熊本市動植物園」の解説パネル用に描き下ろしたどうぶつたちの原画展。
これまで9箇所で巡回してきましたが(自主企画5箇所 + 図書館・書店4箇所)
その集大成という形で10回目を開催できる運びとなりとても光栄でした。
会場いっぱいに「熊本市動植物園」にいるどうぶつたちがズラリと並びました。
地球上のどの地域に生息しているのかわかるように地域ごとにわけて展示しました。
この試みは初めて。広い会場だからこそ出来たことです。
マサイキリンの頭骨・アフリカゾウのうんこ
シフゾウ・ダマジカ・キュウシュウジカの角など
熊本市動植物園 所蔵の貴重な資料もお借りして展示しました。
うんこを展示したのは、現代美術館としては「初」だそうです。
今回「ふれあい広場」のどうぶつたち、9種を新たに描き下ろしました。
どうぶつの解説文と13名の飼育員さんと獣医さんのインタビュー記事も
じっくり読んでくださる方が多くとても嬉しかったです。
熊本県内の子ども・若者たちから寄せられた作品。
新型コロナで学校が休校中に呼びかけて集まった133点です。
「描く動物のことをちゃんと調べて描いてね」という描く時のルールを
きちんと守ってくれて、よく観察して描いてありました。
壁一面に広がるエネルギーは、会場全体を元気いっぱいにしてくれました。
この中から30点が選ばれ、熊本市現代美術館内に壁画となっています。
この件は、また改めてアップいたします。
巡回展の様子と集まった募金の報告をパネルで展示しました。
これまでの原画展の歩みを改めて実感しました。
イラストを描くために通いつめた熊本市動植物園のスナップ写真。
これまでの思い出が込み上げてくるお気に入りの壁となりました。
photo : kazuyo sakamoto