art channelのおはなし

「art channel」がオープンして2年経ちました。

メイキング風景を写真にとってあるので、思い出しながら2年前のことを振り返ろうと思います。どうぞおつき合いください。

 

artchannelができるまで・その4
「まさかの展開」の巻



壁の状態をチェックするツカチンと旦那さん


 

 
2002.8月4日

 ようやく床が完成し、やったー! ・・・と、喜びもつかの間。

 ナント旦那さんが、計画にはなかった

 「壁を作る!」と言いはじめました。

 このまま塗料を塗っても(壁は白って決まっています)

 結露が心配だと言うのです。

 確かに、あまりにも古い壁だし、よごれもひどいけど・・・

 すでに暑さでクタクタなのに、だ、大丈夫か!?


2002.8月11日

決めたら実行。じゃ〜ん。こんな感じ。

これが壁の基礎です。

ちゃんと水平に出来ています。

 


 

2002.8月25日

ほいでもって、次はワタシが「床に段差をつけたい!」

と、ふざけたことを言いはじめました。

ここで、またひと行程、作業が増えちゃいました。

ご、ごめん!


でもツカチンはサクサクっと作業をすすめ、

あっというまに段差が完成〜!

この段差が「ショップ空間と作業空間」の境目になるのであります。

しかし、ここで計画より1ヶ月近くの遅れが出てしまいました。

だ、だいじょうぶか、なあ〜。


2人が作業をしている間、私は2階で壁のペンキ塗りスタート。

塗料屋のおじちゃんが私の腕に着いたペンキを拭いてくれています。

田上塗料さん、お世話になりました!


  

ペンキ塗りは楽しいのでスピーディに進みました。

壁の色が変わるだけで部屋が明るくなります。

様子を見にきた旦那さんもびっくり。

2階は和室なので、真っ白ではなく

少しアイボリーがかった塗料を選びました。


2002.9月1日

9月です。個展をひかえていた私は

作業を急ピッチで進めていきます。

麻布をカットして古くなった天井を

隠していきます。

 



2002.9月8日

この日はテラッチが手伝いにやってきました。

出来上がった壁の基礎にプラスターボードを

貼付けていきます。

プラスターはもろいので取扱いは慎重に。

 


長身のテラッチ。高いところの作業は任せた!

と、思いきや、腕が短いので

手をのばしても、届くところは一緒だった・・・。

いやいや、ありがとう! テラッチ!

暑い中ホントにお世話になりました。

  

天井と壁の細か〜い隙間を埋めていく作業。面倒だけど手は抜けないのだ。


壁が完成した頃

白水郷美術館で個展がはじまり

個展会場と現場の行ったり来たりです。

現場は旦那さんに任せて、

私は個展に集中させてもらうことにしました。


今回はここまで。次回は「真っ白なあなたは誰?」の巻です。
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